【失敗に直面した時にどうするのか】一つの失敗が人生の終わりではない。一つの失敗がリーダー自らの敗北宣言でもない。大切なことは、失敗という結果にしてしまうのか、成功へつながるスマートな経験に変えるのかだと思う。だから、賢明なリーダーと凡庸なリーダーの違いは、失敗した直後から始まる。賢明なリーダーは、失敗に対する反省と、何故、失敗したのかその理由や問題に目を向け、次への課題を直ぐに形成する。凡庸なリーダーは失敗を偶然だと考え、あるいは、そもそも、何が何でもやり遂げるという覚悟がない為に、そこで諦めてしまう。失敗は決して偶然ではなく、必然であり、しかも必要な在り方なのだ。そこには必ず、目に見える、目に見えない原因が存在する。失敗を成功につなげる方法は難しくない。たった二つのことを繰り返すだけで成功へのパスワェイは築かれる。一つはリーダー自身が自責で原因を徹底的に考え抜くことだ。これが、他責になってしまうと見えるものも見えなくなってしまう。一人称で考えたときに自分はどうであったか?自らを正しく自省することで原因は見つけ出せる。二つ目は絶対に諦めない心の強さが大切になってくる。殆どのリーダーは自己を主観としてのリーダーを演じているが、自己を超える役割に対する主観が必要なのです。