らしさを見直す事で再生を図る

今、中小企業が危機に陥っているが、それはやるべきことではなくて、
できることに意識が傾いているからである。それは、独自性の
追求ではなく、売れそうなもの、支持されそうなモノへの執着心が
本来のらしさを失わさせている。

それこそが危機の大きな要因になっている。中小企業は、らしさを
追及することで、大手との住み分けをしてきたが、現在は、
その住み分けがない創造的模倣合戦に市場がなってしまっている。



そもそも、人も企業も元来、個性がある筈だ。
その個性を磨くことが、他人や他者との差別化であり、
名を馳せることにつながるのである。
だからモノ真似や、なりきりでは独自性を追求することはできない。



らしさを失ってしまえば、海外の企業からの圧力も加わり、
どの市場もレッド・オーシャン化してしまうだろう。それでは、
今後、中小企業は生き残っていく事はできないのであろうか?
そんなことはない。方法は考えれば幾らでもある。
海外の市場に討ってでる。アライアンスやコラボレーションをする。
らしさの再発見と再構築などです。


僕は、中小企業の元気回復が日本の経済のインフラになると
考えていますので、選択としては、らしさを追求し、
それぞれが独自な技術をもちより、ハイブリットな製品や
サービスを提供し続けることで新たな市場や価値の創出に
つながると思っています。


それには、膨張ではなく、成長できる環境整備を行うことが第一義
なのです。これは、異端児論といわれると思いますが、
競合他社との関係性の問題です。競合という言葉から共存に
変更すべきであると考えています。



共存他社という見かた、あり方が大切になってきます。
代替商品の脅威という言葉がありますが、代替業種・業態という
新たな脅威も出てくると思うのです。市場からあなたの
業種・業態がなくなる可能性だってある訳です。


昔、アメリカでは、鉄道を引くことによって大きな産業の
革命が起こりました。当然、鉄事会社は大変大きな
利益を上げましたが、その後、その会社は衰退しました。
何故でしょうか?代替業種・業態の圧力です。
それは、運送会社の台頭だったのです。

それって、同じじゃないか? 
いえいえ、違うのです。当時の鉄道会社は、
自社の事業の定義付けは鉄道だけですが、
運送会社はトラック輸送、海上輸送、航空輸送も合わせて
行っていたのです。


こういったゲームの理論を変えることは大切です。
そうすると、これからの中小企業の経営とは、
共存他社と連携をしながら、自らの業種・業態の発展に
つとめていくことなのです。


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