昨晩、とある集まりで、友人の社長から、



『30分ほどリーダーシップについて語ってくれないか』

と頼まれたので快くお引き受けしました。


時間がタイトだったので、要点だけ話そうと

思い、そもそもリーダーシップは生まれつきのものでは

ありませんが、適している人と、適していない人がいます。


勿論、適している人がリーダーになれば、組織は活性化します。

反対に適していない人がなれば、組織は衰退し、会社は

潰れます。


一応、僕らはリーダーシップは学ぶものと言いますが、

性格が大きく起因していますので、価値観を変えない限り

難しいと言えると思います。


このような話をしました。


すると、『経験や知識を重ねれば、性格は変わるだろう』

という意見がでました。


経験則や知識の習得では性格は変わりません。

物事に対しての価値観が変わるだけなのです。


基本的に人の性格というものは、ある出来事に対して

極論すれば闘争か逃走しかありません。

戦うか逃げるかです。

戦うために思考を働かせるのか、逃げるために

思考を働かせるかのどちらかなのです。


これらをビジネスに落とし込むと、出来る方法を考えるのか、

できない言い訳を考えるのか、どちらの頭を働かせるか?

こういったもの性格なのです。


リーダーに適している人は当然、闘争心が旺盛な人です。

シッポを巻いて逃げる奴にリーダーが務まる筈がありません。


後は自責で考えられる人です。

だいたい、他人や環境のせいにして、

自分はあたかも被害者だと言っているような

人にリーダーは務まらないのです。


ただ一つ、逃走の性格を持った人がリーダーとして

成功する方法は一つしかありません。

小さな成功体験を積まして自信を付けさせることです。

勿論、知識が人並み以上にあることも必須条件になってきますが、

性格の比率よりも価値観の比率を高めることだと思います。