心理学説に、人生とは、居甲斐と行き甲斐で成り立っているとあります。 家庭は安らぎの場、職場は自己実現の場ですが、家庭でも職場でも居甲斐と行き甲斐は有るべき大事な要素です。 確かに嫌われたり、憎まれたりしてると、反感、反発を被り、邪魔や妨害を受けたりして、居甲斐も行き甲斐も阻害されるものです。 世の中、3・4・3(サシミ)の法則が働いているものです。 密教では、人の業(習慣の集積)は、身口意(しんくい)の三密で成り立っているといいます。 3割以上の人に嫌われる人、好意を持ってもらえない人などは、多くの場合、人に不快感を与える身口意があるものです。 例えば、身の表す表情一つを取ってみても、人は自分の顔が今、相手にどう映っているかは意識してないものです。 姿勢一つでも、顎が上がっていると、目線は人を見下げるように映り、傲慢な印象を与えてしまいます。 自分にその気がなかっても、無意識になっている習慣で対人面で損をしているケースは多いものですが、なかなか気づきのチャンスはなく、周囲も指摘や助言はしてくれませんね。 人は生物ですので、その命題は、適応と進化にあります。 周囲や情勢が変わるのを根拠なく待つのではなく、自分を少し変えることによって、周囲や情勢により適応でき、未来を変えることもできます。 意識的反復が習慣となるのですが、最初の3週間、21日が習慣の初期化の要となります。 誰でもできる簡単なことで、効果のある21日行をいくつかご紹介しましょう。 自身の見事化のためにも、周囲をより良い居甲斐と行き甲斐ある環境にするためにも、実証的効果のある方法を選んでみました。 ☆「挨拶の行」 ☆「返事の行」 ☆「感謝の言行(げんぎょう)」 |
4月は、新入のシーズンですね。 社会的準備期のテーマは、誰でも自律・自立・自活が生活の命題であり、社会に普く通用する職業的能力を身につけて行くことが課題となります。 男子でも女子でも、家庭の事が自営できず、親のしてきてもらったことを配偶者に押し付けるのでは、良い家庭は出来難いものです。^^; さて、新入にせよ転入にせよ、新しい勤務が始まったら、以後の成果は初めの3か月で決まってしまうことが多いものです。 それは、仕事に就くとき、少なくとも30分以上前には、臨戦状態に入っていることです。 多くの会社が9時始業の所が多いものですが、8時に入れば、進展が必ず変わって来ます。 たいていの人は、始業10分前付近に到着していますが、それでは心と時間のゆとりもなく、群を抜く成果も社会的成功も望み薄です。^^; 残業は手当がつくかもしれませんが、やむを得ぬ事情のない限り、効果効率性の悪さが習慣化しやすく、社会的にも評価の対象外です。^^; 早着の習慣のない人、全く新しい職場に赴任した人は、始業30分前臨戦状態を作ってください。 「行」はスローガンでもマニュアルでもなく、実践です。 多くの人は、小中高や専門学校、大学と学令が進むたびに生活圏が広くなり、学校への通学時刻が早まるものです。 良い習慣も能力も、身に付けた者勝ちですからね。w |
春の木気から夏の火気に移行する間が、春の土用の期間ですが、春爛漫にして終わる期間です。
「土旺用事」の略が「土用」で、土気の支配する期間ですので、土の憂悶、脾胃の患いに要注意です。
古く陰陽道では、土用の期間は土公神(どくじん)といわれる土を司る神の支配する時期とされましたが、
土を動かす作業 (柱立て、基礎工事、壁塗り、井戸掘りなど)を忌む風習は、現在でも残っていますね。w
ただし1年の中四季の土用は1/5の期間、これら作業が出来ないことは社会生活上不便も多いことから、方便として「間日」と呼ばれる日が設定されていて、間日の間は土公神が地上を離れるので、 土を動かしても問題がないとされていました。
春の土用は、巳・午・酉の日が間日ですので、工事などの着工が気になる方は、4月24,25,28日にするといいですね。
土公神なんて言うから迷信となるのですが、土気の盛んな期間には土を休めることが、自然への配慮。
農業や林業の知恵でもありましたが、私たちの健康生活にも採り入れるべき理がありますよ。
春のも木気は風が害悪になりますが、土用は土気が盛んになり、湿が毒になります。
土公神(どくじん)、まさに湿毒かも?w
土気の脾・胃の気が滞らないよう、人体では脾・胃を弱らせないよう、消化を良くし、体の水はけを良くしましょう。
土の湿気は日本の風土上溜まりやすく、日本人のほとんどの生活習慣病は、湿毒といえます。
一旦溜まった湿邪は、人体を池に例えると、底に溜まったヘドロのようなモノで、除去に手間取ります。
^^;
陰陽五行を基礎とする漢方では、有り余れる邪毒は瀉し、足りず欠けてる生気を補うことが基本です。
土用の期間は心して、胃や消化機能に負担をかけないよう、体に湿邪を溜めないように代謝を良くしましょう。
人間の体の大部分は水でできていて、人体の60兆もの細胞は内も外も水分で満たされています。
血液は体のすみずみまで行き着くと、濾過されて組織液となり、細胞組織の間に入り込んでゆきます。
この組織液によって栄養物は運ばれ、周辺の細胞に吸収され、その代わりに、細胞の老廃物が水と一緒に送り出されます。
ですから、水を飲まないと老廃物が排出されず、体の水はけも悪くなります。
私たちが普通に生活をしていて体から失われる水分は2.5リットルです。
意識せずに吐く息や汗などで体外に出ていく分が1リットル、尿によって1.5リットルが排泄されます。
そのため、食事なども含めて一日2.5リットルの水分補給が必要となります。
食事でとれる水分は1リットルほどです。
体内での栄養素から生じる水分0.3リットルなので、一日に必要な2.5リットルからこれらの分を引いた
約1.2リットルの水分を水やお茶などで補えばいいのです。
この1.2リットルの水分を、一日のうち6~7回に分けて、一度にガブ飲みせず、ゆっくり飲むことが効果的です。
40歳以上の人が水分補給しないと怖いのが、水分不足で血液が固まりやすくなり、血栓ができ、心筋梗塞や脳梗塞などの発作を起こすことです。
寝ている間は水分補給ができない上、コップ一杯以上もの量の汗をかいて、なおかつ呼吸でも水分を失います。
起床後三時間は「魔の時間帯」といわれるのですが、これは起床時の血液が粘っこい状態で運動などをすると、心筋梗塞や脳梗塞が多発し、命取りになるからです。
そのため、眠る前と、朝の起床時にコップ一杯の水を飲むようにしましょう。
水を飲んでるのに浮腫むのは、明らかに水はけの悪くなってる証明です。^^;
セリ、ミツバ、レンコン、ワサビ菜、水菜などの水辺の植物や海藻をよく補い、水の代謝を良くしてください。水と気の運行を司る腎が、土用で土剋水で傷められないよう、豆腐、納豆、高野豆腐などの大豆製品を摂ることが腎をよく強化しますよ。
5月5日の立夏からは、いよいよ夏の気が立ち初め、火気の盛んな候になります。
春から夏への季節の変わり目、春の土用に季節に適応する気を養いましょう。
補うとすれば、枯渇した秋の気です。
夏の土用(未月)に対冲の丑の日を選んで、元来は冬の旬であったウナギや黒いものを補ったように。
その理でいえば、春の土用(辰月)は、対冲の戌の日に、レンコンや大根などの白いものを補うことが効果的ですよ。
「気交変大論」を訳すると、こんな記載があります。
陽明が司天の丁酉年は、燥気が広まって、木の生気が季節に対応できなくなって草木の繁茂が遅れる。
木気が正常な成長作用が発揮できなくなると、草木は夏や秋になって茂り出し、開花や結実の時期が短くなってしまう。
陽明の燥気が余りにも強すぎると、硬い木は折れ、柔らかい草は枯れてしまう。
これに対応して、天上の太白星(金星)の光が強くなり、人は腹が冷え、脇の下や下腹が痛み、腸の病気に罹りやすくなる。
ふむ。庭木も身体も、適時、適度に水を補うことが大事な年ですね。w
本来の気が不足すると、これに乗じて本来の気から生じる気が、本来の気に報復する事象が生じます。
今年を例にすると、木気は火気を生じるところ、木気が足りないので火気が広がりやすくなります。
この火気の報復がやってくると、気候が火のように暑くなり、湿気も熱を受けて乾燥しやすくなります。
訳に戻ると、柔らかい草木や枝が枯死し、その下から新しい芽が出てくるため、開化と結実が同時に起こることもある。
人は寒熱(寒む気と発熱)、瘡瘍(そうよう)、あせも、できものなどの疾病に罹りやすくなるとあります。
瘡瘍というのは、かさはれものと和訳しますが、発症が急で発赤・腫脹・熱感・疼痛の4症状が明らかに認められ、化膿・潰破しやすく、経過も短いものを指します。
火気の報復あるときは、火星の光が強くなり、金星の光が弱まるとあります。
およそ、秋に生じる事象ですが、露が例年より早く降り、草木を死なせる粛殺の気が(厳しい冷え)が広がる。
五穀は外が強くて、中が乾き、実が結びにくく、寒くて冷たい雨が万物を損ない、性質が甘く黄色い食物は虫に食われる。
人は脾土が邪に侵され、さらに火気が広がって心気が極めて旺盛になり、金気は肺金が抑制されるまで弱くならない。
すると、咳や鼻詰まりなどの病気に罹りやすくなるとあります。
「五常政大論」には、こういう記載があります。
木気が不足して作用を発揮できないと、土を剋することができず、万物を化成し育成する「土の化気」が力を発揮する。
万物を成長させる作用がある「火の長気」は、木気が不足するのでそこから生まれる火も旺盛になれず、自然で平静になる。
そして万物を収斂させる作用のある「金の収気」が早めに出現する。
このため、寒冷な雨がしきりに降り、風と雲が巻き起こり、草木の繁茂も遅れる。
また、容易に枝が枯れたり、葉が落ちたりしやすいが、動物の皮や肉は充実する。
畜類では犬と鶏、動物では毛のあるものと甲や殻のあるものに現れ、その司る気候は霧と露、寒冷にある。
この年の気は収斂で、その作用は集まることである。
人体に於ける変動は短縮、屈曲、束縛、弛緩で、病変は驚愕から始まり、内臓では肝臓に現れ、病気では動揺と恐怖として現れる。
要するに、四肢の萎縮や腫れ痛み、瘡瘍が現れるが、それは邪気が肝を損なったためなので、肝を癒すことが大事になるわけですね。
家庭薬膳では、酸味を用いて、辛みを補助することが効果的でしょう。w
「六元生紀大論」には、一般に陽明燥気が天を司る年は、気化の運行が普通の年より遅くなるとあります。
人は咳が出たり、咽喉が腫れたり、鼻が詰まったり、熱が出たり冷えたり、苛々したり、悪寒を感じたり、大小便が通じにくくなるといった病気に罹りやすいとか。
黄帝内経の一年は、大寒の1月20日から始まり、約60日毎に気が運行すると述べています。
丁酉年の運行を、人の健康注意点に絞って抜粋してみましょう。
初の気:地の気が移り、陽気が凝集し始めて天気が粛殺になるため、水が凍り冷たい雨雪が降る。
人は内熱脹満、顔面の浮腫み、寝不足感、鼻づまり、鼻血、あくび、くしゃみ、嘔吐、小便黄濁などの病気に罹りやすくなる。
二の気:陽気が広がって人に気持ちは伸びやかになり、草木が繁茂し始める。
ただし疫病が流行すると、凶悪で突然死亡することがある。
三の気:司天の陽明燥金の気が支配するので涼気が広がり、燥気と熱気が結びつくが、これが極点に達すると潤いに転化する。
人は高熱と悪寒に突然襲われたりしやすくなる。
四の気:冷たい雨が降り、突然転倒したり、寒くて震えたり、精神がはっきりしなかったり、うわごとを言ったり、胸が痛んだり、瘡瘍や腫瘍のできものが出来たり、力が入らなくなったり、大小便に血が混じったりするなどの病気に罹りやすくなる。
五の気:秋なのに春の現象が生じたり、草木が繁茂したりするが、人はあまり病気に罹らない。
終気:陽気が広がり、気候は却って暖かくなり、冬眠する動物が外へ出て活動し、流水も凍らない。
人は健康で安らかだが、もし病気が出るとすれば、それは温病(うんびょう)である。
今年の冬風邪と思っても、傷寒、風寒の邪ではないので、葛根湯や柴胡桂枝湯などではなく、銀翹解毒散を用いてみましょう。w
今年は、白や赤の穀物を食べて真気を保ち、米麦以外の穀物を食べて邪気を防ぐと良いとあります。
飲食に於いては、寒冷な気候の時期は火熱の食物を多用し、温暖温熱の気候の時期は清涼となる食物を用いることが、天地陰陽の法則に則った食事になりますね。
健康、運気ともに、食事は大事、食餌に非ずです。w
自他ともに、健体康心に、今年一年が運行できますように。(念)
住宅の床下に水脈、水道管、下水管、側溝などの水が流れていたり、溜まっていたりすると、健康上大変良くない事象が生じやすいものです。 |
そういう日の続く中、身体が重く感じ、倦怠感を伴ったり、むくみや、胸のむかつきを覚えたりすることはないですか?
実は、その症状は、身体の中の「水湿の邪」によって、起こっていることなのです。
中医学の定義では、私達の体は、気・血・水によって運営されています。
この身体を潤している水分、体液のことを「津液(しんえき)」と呼びます。
「津液」 が不足すると、口や唇が渇き、皮膚がカサカサしてきます。
さらに、この 「津液不足」が進行すると「陰虚(いんきょ)」と呼ばれる状態となり、手足のほてりやのぼせなどの症状が発生します。
体を冷やす力を持つ「陰」の力がが足りないために、熱を抑えることが出来なくなったので、ほてりやのぼせが起きるわけです。
手足がほてって眠れないといって、クーラー利かして寝たら、寝汗がかけずに、湿邪はますます溜まったり、冷えによって内臓や関節を痛めることも。^^;
逆に、津液が停滞し過剰になると、体が重くなり、むくみなどの症状も出てきます。
もともと脾の気が弱いと、外湿があるだけで、内湿を生じてしまいます。
脾胃(消化器系)が弱ると、湿気を追い出す力も弱くなるからです。
湿が溜まると、だるさを感じ、むくみ、胃がポチャポチャする、腹部膨満感、食欲不振、吐き気、
下痢、便秘、めまい、生理不順、気力の低下など、人によって、様々な症状が現れます。
しかも、湿は一度溜まってしまうと取り除くのが大変です。
これからの時期、食中毒だけでなく、湿に対して、食生活には、十分に気をつけてもらいたいものです。
身体の不調には、日本人の食生活も、大いに関係していますからね。^^;
脾・胃を弱める食材は、意識して摂り過ぎに注意して下さいね。
湿気が多い時期に、摂り過ぎると脾・胃を弱めるものは、これらの食材です。
①刺身、寿司、生野菜などの生もの
②濃い味つけのもの
③甘いもの
④冷たい食べ物、飲み物(カニ、ジュース類、ビール、水割りなど)
⑤脂っこいもの(焼肉、フライ、ポテトチップなど)
中医学には「補」う前に、まずは「瀉」すことにより邪の除去を優先させるという考え方があります。
余分な「水湿」を取り去ってからでないと、せっかくの体に良い成分が体に入っていかないですから。
然るに、「水湿」体質は余分な水分が溜まった状態ですが、体に必要な水分は積極的に摂らなければいけません。
代謝を良くすれば、古い水が溜まってしまうこともないのです。
代謝を良くするには、運動で、体全体の巡りを良くすることが不可欠です。
そして、適度に汗をかけば、体中の余分な湿が出ていくことになります。
ただし、運動が苦手な方や、クーラー漬けの生活の方、運動する気や時間のない方にとっては、その継続はなかなか難しく、だからこそ「水湿」体質になってしまったとも言えますね。^^;
そんな方には、長めのお風呂で、たっぷりと汗をかくことをお勧めします。
しかし、汗をかいたから水分の補給が大事といっても、水分の摂取方法には、気を配ってくださいね。
冷たい水をガブガブ飲むと、これが「水湿」を生み出す原因となります。
特に日本の習慣では、レストランやラーメン店などでも、氷を入れた水やジュースを飲む傾向がありますが、好ましいことではありません。
暖かいほうじ茶や紅茶、ブラックコーヒー、麦茶やはと麦茶を飲むことをお勧めします。
水出しのお茶や沸かさぬ良い水を、がぶ飲みではなく、日中にこマメに飲むのが、最も良い水分補給法です。
風呂上りのビールやチューハイ、ハイボールは、うまいんだけどなぁ。。あまり良くありません。^^;
アルコールを飲むと、水分不足になりますので、ちゃんと水は補給しましょうね。
冷たいもの、甘いものは、分量や頻度を控えめにして、良い水分補給をお忘れなく。
除湿の必要な季節、体内の除湿も、考えてみてくださいね。
黄帝内経を紐解くと、天元紀大論の記載には、申年は少陽が天を司るとあります。 |
暑さ寒さも彼岸まで、彼岸の秋分は9月23日ですが、今年の初秋は雨も多く、朝方が冷えますね。 体はまだ汗をかくくらいの陽気があるのに、風は急に冷たくなってくるこの時期は、汗の内攻が起こりやすい時期です。
汗の内攻とは、自分でかいた汗が、自分の内を攻めるという意味です。
汗をかいて、その汗が急激に冷えることで、体に悪影響を及ぼすのです。
秋という季節は、真冬よりも、実は人体にとって「冷える」季節なのです。
この時期、体はまだ夏の傾向が残っていて、感覚の面ではあまり「冷える」という実感がありません。
しかし、本格的に寒くなる真冬より、暖かいことに慣れていた体が急に冷たくなる時期の方が、 「冷え」の影響を大きく受けます。
この時期、特に注意しなければいけないのは、「寝冷え」です。
汗をかくほど暑くない温度でも、人間は眠るとみんな汗をかきます。
身体は、眠ってから汗をかくことで、邪気を排し、疲労が抜けるようになっています。
この時期、床に入るときは、まだ寒くはないのですが、明け方は急に涼しくなり、気温が下がります。 このときに、急激に汗が冷えて、身体を内攻することになるのです。
秋の寝冷えによる汗の内攻は、泌尿器(腎臓など)にダメージを与えます。
そのため、体が重くだるくなり、のどや耳が痛くなることもあります。
そして、小便が近くなります。
いびきをかくとか、いびきが大きくなるというのも、腎の気に属する泌尿器の働きと関係しています。 その他にも、下痢をしたり、しゃっくりが出たり、鼻血・鼻水・鼻づまりなど、 冷えによる影響は、いろいろな症状として現れます。
夜寝ていて、こむら返りや足が攣るのも、9月後半から、急に多くなります。
冷えは万病の元。身体が冷えると、血管が収縮して血のめぐりが悪くなり、 全身に酸素や栄養素を運ぶことができにくくなります。
新陳代謝も悪くなり、水分を排出する力も弱くなり、身体に余分な水分が溜まって、 それがますます身体を冷やすという悪循環になります。
その結果 さまざまな症状を招き、そのまま放っておけば重大な病気を引き起こす原因にもなりかねません。 中医学でいう「オケツ」、汚れた血が原因で、脳血栓や心筋梗塞、ガンなども発病しやすくなるのです。 確かに、口内炎などは、秋に起こりやすい症状ですね。
夏の終わりから秋にかけては、冷え症の人が多くなってきます。
暑いときは体が暑さに適応しようとする半面、冷たい飲み物を飲んだり、冷房などで体を冷やすと、 体の反応力や機能が落ちてきて、体の中の酵素活性が低下し、生体反応が衰えます。
だから胃腸を冷やすと、機能が衰えて、下痢とか便秘になって、水の代謝と血液の循環を悪くします。 身体を冷やさないよう、血を汚さないように、食にも、生活習慣にも注意して下さい。
痛みのある人には、特に冷えは大敵ですからね。
抜け毛の予防、肌の保湿ケヤーも大事なシーズンですが、石鹸などであまり肌をごしごし洗うのは、 却って肌を傷めるものですよ。w
漢方では、「春病秋治」で春先から症状の出る病気は、秋からの本治(抜本的治療)が大事。 自分の陰陽五行のバランスを知って整え、体質の改善を目指しましょう。
秋と書いて「とき」とも読みますが、大事な時が秋でもあります。
春蒔き小麦は秋が収穫ですが、秋蒔き小麦は今から種を蒔くことが春の収穫になります。
一年の基盤、十月十日の胎児のリズムも観点に入れて、効果的な目的意識的行動を執りましょう。
9月20日の彼岸の入りから秋分までは4連休、土曜日を入れると5連休ですね。
敬老の日も含めたシルバー・ウィーク、行楽や寺社詣でに出かけるも良しですが、只管一日で、 その日その日が喜びや楽しみで充実すると良いですね。
3月に入ると春めく陽気が高まって来ますが、花粉症や鼻炎の症状が出だし、タタリだす今日 症状が酷くなったら、小青竜湯などで鼻炎を鎮めることですが、水分補給を兼ねて薬茶にする 症状が出ている方は、これらのお茶が症状を緩和します。 では、花粉症やアレルギー性鼻炎に有効な効能あるお茶をご紹介しましょう。 一つは、私の用いているグァバ茶です。 グァバ(シジュウム)の葉を乾燥させ、粉末から抽出したエキスには、かゆみやくしゃみの原因 有効成分としては、免疫力強化、ストレス解消、鉄の吸収促進などに効果があるビタミンC、 もう一つは、甜茶(てんちゃ)です。 甜茶のポリフェノールは、炎症を鎮めるので、アレルギー性鼻炎や花粉症の予防・症状緩和に 最後の一つが、紫蘇茶です。 赤ジソが薬用に用いられ、抗ヒスタミン成分により、花粉症やアトピー性皮膚炎といったアレルギ いずれも1日500ml程度を、朝昼晩の3回に分けて飲むと良いとされてますね。 いずれのお茶も、症状の出る2週間以上前から飲み出すと大変効果的ですが、症状がひどくな 一般的に花粉症というとスギ花粉・ヒノキ花粉といった春の季節(4月~5月がピーク)を連想する 3つのお茶をブレンドして、スペシャル薬茶にするのも乙なものですよ。^^v |