日本人は、ネガティブ思考になりがちなようです。
人間が幸福を感じる時、脳内でセロトニンという物質が神経から神経に放出されますが、一度放出されたセロトニンを元に戻すセロトニン・トランスポーターというものがあるのですが、残念ながら遺伝的に日本人の90%は、そのセロトニン・トランスポーターの働きが弱いとのことです。
つまり、多くの日本人は、生まれながらにして幸福感を感じる力が弱いため、不安感を多く感じ、ネガティブ思考になりがちなのかもしれません。
では、ポジティブな人間になるためには、どうすれば良いのでしょうか?
ある脳内科学者の研究によると、人間は、1日に6万回も思考を行い、そのうち95%は、昨日と同じ思考を繰り返し、6万回のうち80%はネガティブな思考だそうです。
であるならば、この6万回のうち80%のネガティブ思考のうち少しでも多く、ポジティブ思考や楽しい思考に変えることができていけば、ポジティブ人間に生まれ変われ、よりハッピーな人生を送れるのではないでしょうか?
私は、自分の体験から次の方法を提案したいと思います。
方法1.ポジティブな言葉を心の中で頻繁に唱えるようにする。
私は、「ありがとうございます。感謝します」「ついています」と言う言葉を、朝を起きたら数回唱え、何となくイライラしたり、不快な気分になった時唱え、何も考えていないと実感した時などにも唱えるようにしています。
また、それに飽きてくると「ありがとう。いつくしみ。うれしく。エンジョイ。おおらか」と唱えてみたりしています。
そんなことを1年以上をやっていると、なんとなくハッピーな気分で過ごせることが多くなっていることに気づきました。簡単で、効果絶大だと思います。
方法2.掃除をしながら、ネガティブ思考も一緒にお掃除!
雑巾がけなどの掃除をする時に、汚れを落とすときにこの汚れと一緒にネガティブな思いも一緒に消えていくと考えながら掃除をするのです。
そうすると、不思議なことに不平不満が段々消えて行く思いがしてきます。