日本国内大手銀行(三菱東京UFJ・三井住友・みずほ)いわゆるメガバンクと呼ばれる大手銀行があわせて3万3千人もの人員削減の方針を掲げました。
みずほに関しては、グループ全体の従業員を6万人から4万人ほどに削減する大リストラとなります。
これが実行されると、行員の3人に1人が職を失うことになります。
 
それほど経営が厳しいのでしょうか?
そうではありません。みずほフィナンシャルグループに関しては、昨年度6035億円という巨額の最終利益をあげています。
エリート層である大手銀行などかつての安定企業の代表業種であっても、また、会社に莫大な利益があっても切り捨てられる、そんな時代になってきているのです。
 
そうです。AI(人工知能)、ロボットなどIT分野の著しい進化によってです。
 
今後20年で日本の仕事の約半数が、AIやロボットに置き換えられるというデータもあります。
2045年までに全人口の1割しか働いていないと予測する専門家もいます。
当方のようなアナログ・昭和の人間には「そんなことは絶対にないよ!」という気持ちが今でも強いのですが・・
異常な速さで日進月歩進化するITに関しては、まんざら上記データも違ってないのではないかとも思えてしまいます。
 
〇米IT大手グーグルの自動運転部門「ウェイモ」は、アリゾナ州の一部公道で「完全自動運転」の無人ロボットタクシーによる配車サービス試験を始めると発表。
〇アラブでも、こちらは無人ドローンによる空飛ぶタクシーのテスト飛行が行われた。
いずれもそう遠くない将来実用化されるのは間違いないことです。
世界各国では「無人コンビニ」「無人ホテル」「無人物流センター」、日本だと「無人の牛丼店」などがすでに営業しています。
 
そうは言っても、対面での臨機に応じた対応が必要である、例えば弊社のコンサルティングなどはどうやってもAIやロボットには無理でしょう!?
勿論、そんな気持ちやプライドは強く持っています。(そう信じたいです笑)
が・・・
ただ、例えば中国などは教育分野にもAIを使った教育を国家戦略として位置付けると発表しています。
昨年は、5兆円以上もの巨額の費用をこの分野に費やしています。
将来的に学校教師までもがロボットに仕事を奪われる可能性が否定できません。(怖いですね)
 
もしかしたら我々人類は、過去に類をみない変革期を「今現在」迎えているのではないでしょうか。
 
この話続く


 

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